星空
小学3年くらいの時だ。あまり明るい少年ではない私は、家に帰ると星空ばかり観ていた。仕事から帰ってきた母親が横に座って「あれが北極星だね」と教えてくれた。その後から、自分で星座図鑑みたいなものを図書室で借りてきて星座を覚えていった。いつだったか母が天文ガイドという雑誌を買ってきてくれたこともある。
小学5年生の時、お年玉で近所の文房具屋「ヨシエ」に行き天体望遠鏡を買った。始めて土星の輪を見た時の感動は今でも残っている。
群馬の家の周りは明かりがなくて、仕事から帰ると南空にオリオン座が綺麗に輝いている。寒いのだが玄関の前で、おおいぬ座、双子座と確認していく。乱視で眼鏡かけても月がくっきり見えないが、それでも星座はわかる。南の島に行った時、カノープスというシリウスの次ぎに明るい星を観た感動は覚えている。
星空はどこからみても同じだ。ウクライナの過酷な状況渦でも、夜空を見上げ希望を探す親子がいる。アフリカでも、アメリカでも、ロシアでも、中国でも、星は星で同じように輝いている。
0コメント