戦争犯罪
コリーニ事件という映画を観た。遙か昔の、ナチスドイツの時代と戦後のドイツの法律改定に関する事件だが、ナチスドイツが行っていた戦争犯罪が与え続けている過去への影響を描き涙が出るくらい感動した。きっとウクライナで同じことが起きていることをリアルに知っているからだ。ロヒンギャでもアフガンでも虐殺はあったのだろうが、私達の目には届かなかった。遠い知らない国の出来事だった。しかしSNSと映像が私達に「虐殺」の悲惨さを知らしめたのがブチャの虐殺である。
以下はWikipedia
ブチャ市長のフェドルクは「第二次世界大戦中にナチスが行った犯罪として聞いたあらゆる恐怖を、ここブチャで目にしている」と述べ、ロシア兵による虐殺があったと指摘している。ブチャ市長のフェドルクは4月3日、民間人約280人を集団墓地に埋葬したと述べた……
私が理事である日本家族療法学会(JAFT)でも、会員の中から、ウクライナから日本に来ている家族を支援したいという意見も出ている。すでにヨーロッパ家族療法学会(EFTA)、異国で暮らす家族のためのオンライン相談などを始めている。
生前、足の悪い母は玉村の家で古着をダンボールに詰めていた。神奈川から帰った私は「何してるんだ」と聞くと「恵まれない子におくるんだよ」と言っていた。「へー」と特に関心もなく返事した。母は亡くなったが、ユニセフからの感謝状が出てきた。
本当にどこかの国に送っていたのだろう。
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